先日の事、可視総合光線療法(コウケントー)の施術を受けに来院して頂いた患者さん。
初回の問診をしたところ、主訴は特になく、全身の疲労やストレスからくる身体の倦怠感症状。
まずはいつも通り、側臥位(横向き)姿勢で寝ていただき、施術を開始。
施術中の会話の中で、「そういえば最近、ずっと手首が痛い!」ということ・・・
そう!いわゆる【腱鞘炎】というやつでした。
【腱鞘炎(けんしょうえん)】とは指や手首の使い過ぎにより・・・
「動かすと痛い」
「引っかかる、カクッと鳴る」
「朝起きると特に痛い」といった症状の非常に身近な疾患であります。
最近ではスマホ・パソコンの普及、仕事での反復動作や育児中の抱っこなどでも年齢を問わず発症が増えている疾患です。
🔳可視総合光線療法が腱鞘炎に効果的な理由
コウケントー(可視総合光線療法)効果的なのは・・・
①炎症をやわらげ、痛みを軽減する
➡ズキズキした痛み·使い始めの痛みが軽くなる
②こわばった筋·腱をゆるめる
光線の心地よい温熱が筋緊張をほぐし
・動作時の引っかかり
・ゴリゴリ感
・朝のこわばりなどの改善が見込めます。
③組織の修復を促進し、治りを早くする
光線には細胞修復の促進効果があります。
・傷ついた県の修復
・コラーゲン再生
・炎症後の回復スピードアップ
➡慢性的に長引く腱鞘炎に特に有効
④むくみや循環不良の改善
光線療法は毛細血管まで温めるため
・腫れ
・むくみ
・重だるさなどの改善にも役立ちます。
⑤再発予防につながる
痛みが取れても、腱鞘炎は再発しやすいのが特徴。
光線治療を継続すると筋や腱の柔軟性が高まり、疲労が蓄積しにくくなります。
➡同じ作業を続けても再発しにくい状態へ
では、一体どんな腱鞘炎に効果がある(向いている)のか?
・親指の付け根が痛む「ドケルバン病」
・指が引っかかる「ばね指」
・パソコン・スマホによる手首の痛み
・職業病的な使い過ぎによる腱鞘炎
・産後の抱っこによる腱鞘炎
比較的、幅広い症状に適応し、特に慢性化した腱鞘炎に強いのが光線療法の特徴です。

可視総合光線、腱鞘炎に対する施術の様子
今回の患者さんは施術後、帰りの電車での読書の際にも手首の痛みが消えていたようです。
ページをめくる際の痛みがあったようでしたが、数日間は感じることなく過ごせたようでした。
薬に頼りたくない方、長く痛みで悩まれている方、産後のママにも安心して利用できます!

